2008年4月28日 (月)

自分の寿命の残量

05/11/20 (日)

【私的めもらんだむ】
 
○9時半、左手の肘の痛みが続く中、今度は右足の足首が痛み出している。予想されたことだがやはり辛い。痛風は必ず左から右、もしくは右から左と両方が痛むことは分かっていた。少しは動ける今のうちにに餌をやってしまおう。今日の夕方には右足の激痛に悲鳴をあげているはずだ。そして明日には松葉杖のお世話になる。それが過ぎて沈静化すれば何事もなかったように歩いている私の姿があるというわけだ。それまでして生きる意味があるのかどうか、こんな欺瞞だらけの世の中で生きるのってメンドクセーなぁ。渇、これからコンバットのテーマソング口ずさんでギャアギャア(ニャアニャア)鳴き喚いているたちに餌をやる。さぞ腹減ったろう、寒かったろう。ペットボトルにお湯でも入れて即製の湯たんぽつくってやろうか。

○10時半、げっ、やりやがった・・・マァがオーバーの上にウンチしやがった。これで4着ばかりの厚手の上着全てが着れなくなった。うち1着は気付かないうちにやられて、乾いたウンチがオーバーにクリスマスツリーのようにぶら下がっていた。洗濯してもオシッコの臭いは消えない。妹が「アニキ、なんかオシッコ臭いよ」と云っていた原因でもあった。とにかく今日にでもみんな洗濯しておこう。

今まで練っていた構想をひとおもいに実現しようと画策している。とりあえず技術的なことなんだけど、最初は広告の入らない有料サーバへの加入・・・そのメリットは1ファイルあたりの転送量に制限がなくなること。主に転送量の多い動画配信に有効だ。それと図解への表現力のアップ、これまで静止しているだけの図解に動きを与える。広告が入ると位置がずれしまう欠点が、広告の入らない有料サーバでは位置ずれが無くなるのだ。有料はイタイが、年々安くなってきており、頃合いを見計らってきた。そのときが来たのだと・・・月2000円の出費、容量は2ギガ、1ギガ増やすごとに200円が加算されるけれど、やっと手の届くところに来たという感じ。
一気に自宅サーバを構築しようとも考えたが、そのためにはもう一台パソコンを買う必要が出てきてしまう。当初考えていた旧パソコンではとても持たないことが分かったのだ。それにIPアドレスの固定版を取得しなければならない、という問題もある。固定アドレスゆえにハッカーに狙われるのは必須で、嵐のように押し寄せてくるウィルスを防ぎ切れるかどうか・・・今使っているXPでは簡単に関門を突破されてしまうことも分かった。あと1年もすれば、それらをクリア出来る機種なりソフトなりも出てくるだろうから、そのときまで待つことにした。
待つ・・・そう、待てないところの部分で苦慮しているのだ。こう体に異変が出てくると、自分の寿命の残量が如何ほどか、およそ予想がつく。ホームページを開設してからもう8年余りになろうか、その蓄積が私の残量切れと共に消滅してしまうことが耐えられないのだ。開設した当初の「これを単に自分の道楽だけでは終わらせまい、後世の人々に役に立つようなデータベースとして残そう」との初心が、今まで何とかホームページを維持してきた原動力にもなっていた。しかし私が死んでしまえば全てが無に帰してしまう。私にとってその死は無そのものだが、これから生きていく人々にとって少なからず私のHPが有用とされるならば、それは死ぬ前の私の最期の仕事ではないか、と思ったのである。そのためには具体的に何をすべきか・・・

寒い、湯たんぽは猫族たちに占領された。注文したホットカーペットはまだ来ない。今日は上着を洗濯して、アレ、書くことを忘れてしまった・・・なんか頻繁にこういうことが起こる。さて、私は誰でしょう???腹減ったぁ~、肘が痛いよ~、おお、まだオレは生きているんだ!Uさんが送ってくれたサンマの缶詰と、Tくんが配給してくれた米でご飯を炊こう、食べよう。いつか乞食野郎の恩返しを夢見て、とりあえずの空腹を満たそう。友よ、オレはかくも壊れてしまっているけれど、見捨てずにいてくれてアリガトね。

○12時半、今電話しようと思って受話器を左手で握っている自分に気付いた。え?お!ほえ?!握れたじゃん、オレは受話器を握っているぞ!!!って思わず叫んでしまった昼下がりの日曜日であった。これで左肘は沈静化確実となった。ウレピーにぁん。一応報告まで(バカですね~)。さてご飯を炊くか・・・

○15時半、松葉杖を使ったアニメを作り始めた。随分若返ってる。いや、さほどでもないか・・・うむ分からん。むろん試作。そろそろ右足が痛くなってきた。ご飯炊くの忘れてた。

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こんなメールが届いてた。

なんでもするのでご飯おごって下さい--------^( ToT)^

美雪д・)さん(18歳・学生)からメッセージが届いております

少しだけでいいから助けて欲しいです。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。超困ってマス( p_q)
エーン
お腹減ったよぉo(;TдT)o
近頃だんだん痩せ細ってきましたo(;TдT)o
生フェラするのでお願いo(;TдT)o
ご飯おごって下さいo(;TдT)oコンビニのおにぎりでもいいですo(;TдT)o

最近アルバイトを辞めてしまい、生活苦に陥ってます。
おにぎり1個でも買ってくれたらフェラします(切実)
お願いだから美雪のこと助けて下さい(>_<)

こりゃ大変だ。美雪ちゃん待っててね、今すぐご飯炊くから・・・
つーーか、てめえら勝手に腹減らして餓死してしまえ。
ああ足が痛え・・・足舐めてくれたら一口だけ食べさせてもいい、かな。
いや駄目だ。美雪ちゃんには明日のニッポン国のためにも餓死してもらいましょう。

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2008年4月27日 (日)

室内温度計は6℃

05/11/19 (土)

【私的めもらんだむ】
 
○7時半、幾分肘の痛みが軽くなってきたが、それでも着替えをすることは出来ない。手を上げると激痛が走るからだ。今朝も寒く、室内温度計は6℃を指している。鼻水を垂らしながらコレを書いている。注文したホットカーペットは2000円に満たない安いものだが、消費税、送料、手数料を加えると3000円ちかくなる。入金確認のメールは届いているが、肝心の商品がまだ届いていない。寒い、痛い日々の辛さに「明日のみえない貧乏ぐらし」がよりリアルに展開している。これは実に壮観である。痛々しくも哀れな貧乏男が猫15匹に囲まれて、この未曾有の不況の嵐に翻弄されている。そんな動画をつくったらドーガ?なんて、きっこ風のダジャレを飛ばしつつ、みなさんいかがお過ごしですか?これはオヤジギャグだな。アイテテテテ・・・肘が痛む。キーボードが打てない・・・とほほ。

○中国での鳥インフルエンザ隔離者5000人以上という未確認情報は、ホントだとすれば新聞記者にとっては大スクープになるね。人類の最大の危機とも云えるんじゃないか。それでも中国は否定し続けるだろうが・・・マスメディアが少なめに報道しているところの感染情報は、それが意図的なものかどうかも問題にすべきかも。何から何まで操作されているような嫌な予感がする。

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2008年4月10日 (木)

チョロ松はぐっすり寝入っている

05/10/23 (日)

★北野武の新作がベネチアでお披露目

 現在開催中の第62回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に、北野武監督の最新作「TAKESHIS'」が出品された。事前には一切告知されず、上映当日に発表される「サプライズ出品」というかたちでの発表となった。公式上映の事前に行われたマスコミ試写においても、「サプライズ上映」としか告知されておらず、上映が始まると、その名の通り大いに観客を驚かせ、上映後は拍手に包まれたという。

 同作は、芸能界の大スター“ビートたけし”と、彼にそっくりで、コンビニ店員をやりながら売れない役者として苦闘する“北野武”の2人が出会ったことから始まる物語で、空想やイメージが入り乱れ、現実と幻の区別が曖昧な物語になっているとのことで、公式上映に合わせてベネチア入りした監督自身も、本作について「理解するのではなく、体感する感じ。観客を混乱させたかった。面白かった、つまらなかった、といったような言葉には当てはまらない形容をしてほしい映画」とコメントしている。

 ベネチア映画祭では、97年「HANA-BI」で金獅子賞、03年「座頭市」で監督賞を受賞した北野監督ならではの破格の待遇。今年の受賞結果は9月10日(現地時間)に発表される。なお、「TAKESHIS'」は11月に全国ロードショーの予定。

「TAKESHIS'」オフィシャルサイト

○最新作「TAKESHIS'」には正直、幻滅した。テレビの予告編でちょっと見ただけなんだけど、車中から道路を覗いたシーン、数人がマネキンのように静止して立っている。これってオムニバス映画の一編「悪魔の首飾り」のパクリじゃないか。真似てもいいから、せめてマネキンが逆さ吊りに現れるとか、違った表現の仕方もあったはずだ。
 「悪魔の首飾り」はフェデリコ・フェリーニ(Federico Fellini)監督がエドガー・アラン・ポーの小説を映画化したもので、映画俳優の主人公が夜中にスポーツカーを吹っ飛ばして、最後にワイヤーを張ったところで首引っ掛けて、生首が転がるというもの。その疾走する車の中から静止したポーズの人間が見えるシーンがある。それと全く同じなんだ。もう北野の映画は見ないよ。

【私的めもらんだむ】
 
14時半
仕事は最後の段階、補修パテを水研ぎする段階にある。最も神経を使う段階だ。パテの乾燥を待っていたが、そろそろ仕上げに向かう。チョロ松はぐっすり寝入っている。時々首筋をマッサージをしているが、効果は全く見られない。

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2008年4月 9日 (水)

チョロ松が・・・変だ

05/10/22 (土)

【私的めもらんだむ】
 
チョロ松が・・・変だ・・・よろよろ・・・痙攣したように・・・傾いて・・・歩いてる
ねえチョロ松、どうしたの???・・・どうしちゃったの?・・・さっきまでじゃらけていたのに・・・オレ、困るんだ・・・おまえが元気でないと・・・死ぬわけないよな・・・ふざけてんだろ?・・・冗談キツイよなあ・・・なあチョロ松・・・ふざけてんだろ?
午前0時20分

午前1時
051004tyoro4チョロ松は寝入っている。体温は正常みたい。定期的なクックッという小さな鳴き声、苦しそう・・・体の中の何かと闘っているんだ。神経がやられてるみたいで、起き上がるにも頭が上下に揺れて思うようにならないようだ。思い当たることは、午後マアチョロ松の首根っこを咥えて、チョロ松が悲鳴をあげていたこと・・・叱り付けてやめさせたが・・・その後遺症かも知れぬ。しかし何が原因か本当のところは分からない。突然に・・・ということしか分からない。命に別状はないだろうが、正常に歩くことは出来ない、という障害を死ぬまで背負うことになりそうだ。朝になって、チョロ松が元気に飛び回っている、そんな奇跡を信じたい。今はそっと寝かしておこう。

さっきは取り乱してしまった。何とか命だけは助かってほしい。母の最期を思い出した。このまま寝たきりになってもいいから、何とか命だけは助かってほしいと・・・願いは叶わなかったが・・・今、小猫チョロ松にかける願いも同じだ。
パーコが今いつものようにチョロ松の上に乗ってきた。苦しいのかチョロ松が抜け出そうとする。ああ駄目だ、チョロ松は痙攣したように抜け出して来た。何とかチョロ松を一匹だけにさせて寝かしてやるが・・・ああ今度はマアチョロ松の上に・・・今夜は眠れそうにない。チョロ松の体は上下に大きく収縮を繰り返している。苦しそうだ。こっちも苦しくなる。いつもおっぱいをあげているミーコチョロ松の上に被さってきた。これでは弱っているチョロ松が息ができない。どかしても、どかしても、ミーコチョロ松の上に・・・ああ、どうしよう?

前にもこんな場面が何度もあった。延々との看病をしながら、それでも死んでしまった猫ペロそして・・・名前忘れた数匹。助かった猫ナメジロウブサイクなどなど・・・車に轢かれて死んだ、数知れず・・・だから外には出せない理由、それを人は可哀想と・・・私は動物虐待者か?今日は朝までチョロ松を撫でていよう。

ねえTくん、君と心許せる数人にだけは打ち明けたそれ以上の私の苦衷を・・・だけでない、あのことさ。ここでは一切書かなかった、あのことに比べれば、小猫の看病はまださほど辛くはないさ。それでも発狂しないでいられる私を、君は同情してくれたね。ちょっとばかり畏敬も混じってたのかな。でもね、私はあのことを境に、自分の何かが取り返しのつかないほど壊れたと、言いたいんだ。さほど強くはいられないもの、人間って・・・私は壊れている、イコール狂っているということにもなるだろう。私は一般人が云うところの正常ではないんだ。こうしてどうでもいいような小猫のことを、異常なほど心配しているのがその証拠さ。今日ね、工場で大きなミミズを見つけたよ。死んでしまっていたようだけど、そっと原っぱに戻しておいた。そして、私がやさしいばかりの人間じゃない、ひどく冷酷な裏の部分もあるってこと打ち明けたね。いわば私の命に内在する光と影、というわけさ。誰しもが潜在意識に内包するこの相対的な本能を、私も例外なく持ち合わせている。私が暴力団の事務所で半殺しの目にあったのも、私が恐怖に麻痺した狂った勇気を持ち合わせていたからさ。正常なら出来ないよ。がじゃれあって暴れている。傍らではチョロ松が苦しんでいるというのに・・・でも、それが自然なんだ。彼らは本能のままに、ただ生きることを生きてるだけさ。が羨ましいよ。私が何が云いたいのか、自分でも分からなくなっている。

早く夜が明けないかなぁ。朝日がチョロ松が差し込むと、とたんに元気に歩き出すんだ。そこに「チョロ松が歩いている」って、小躍りして喜んでいる私がいる。戻らない平凡は、戻せない時間、その時間を遡ってどうする?どうしたいんだ?って、いつも自問自答してる。今ね、チョロ松に触ったらもがいている・・・生きてるんだ。午前2時半。

「あのことのこと」って、こんなことまで書き出して何になるんだろう?とも思うけど、私的だということで自由気まま、勝手気ままに書いてもいいんじゃないか、というところで書いている。誤解されやすい書き出しだったが、誤解されたままでも別にかまわない・・・およそ矛盾するプライベートのこと。私ではなく、それ以外に傷つくであろう人物のことを考慮して肝心な部分は伏せておきたいだけ。でも、本当はそういうことのほうが大事だってこともあるんだ。それと同時に、表現者としての訓練という意味合いもある。「あまり生々しい他人の傷口は見たくない」って、一昨日ある人から云われたばかりだ。傷口とは云っても、この場合精神的なもので、でも考えようによってはより生々しいかも知れない。だから適当にボヤかしてもあるんだが、効果はなかったかな?第三者が読んでもおそらく何のことやら分からないだろうし・・・その曖昧さが狙いでもあるんだが。

チョロ松は相変わらず寝入ったままだ。この辺になると私も意識が朦朧としてくる。少し仮眠しよう。午前3時半。

午前5時
目覚めたらチョロ松が居るはずの場所に、マアが寝入っていた。慌ててチョロ松を探すが、チョロ松は私の足元でパーコミーコと一緒居て、そして私が用意していた皿の水を飲んでいた。何という生命力!・・・だが異常な動きはそのままだった。凄まじいまでの「生きる」という命の本能を見せ付けられた思いだ。今はひたすらミーコのおっぱいを吸い続けている。これが生物本来の本能なのだと、悩んでいる暇などない命の原点を、小さなが当たり前のように具現化している。

かつて「こんな捨ててしまえ」と、それでも私が庇い続けたがいた。自動車に下腹部を轢かれてペッチャンコになった小猫のことだ。排泄物を垂れ流しながら、それでも前に進もうとするこののことを、妹が覚えていた。「あのが死んだとき、あんちゃん声あげて泣いたから覚えている」らしい。生きている間、そのはずっと私に寄り添っていた。足の不自由なことを忘れるほど活発なで、なんと私の肩によじ登るのが習慣になっていた。その一所懸命さが好きでずっと飼っていたのだった。

いまチョロ松も懸命に生きようとしている。私は決してこのを見放すようなことはしない。私の足元で固まって寝ている猫たちパーコ、ミーコ、エリ、マア、そしてチョロ松・・・バン(車)にはチロ、ミッコ、イチコ、ニコ、そして二階にはナメジロウ、ブサイク、茶々丸、ナメタロウ、クロベエ、ハナ計15匹がいる。みんな私の家族だ。もうすぐ夜明けだ。

午前6時半
お粥つくってて鍋焦がした。

午後3時20分
磨きを終え、ベースにサーフェサー吹き付けて、一段落。
小降りの雨、工場内は薄暗く、細かいところが見えなかった。
チョロ松を撫で、皿の水を与える。相変わらず小刻みに痙攣しながら、二口ほど水を飲む。体温も心なしか下がってきているようだ。何とか生き抜いてほしい。

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2008年4月 8日 (火)

父ちゃん、この俺のブザマを見てるかい?

05/10/21 (金)

【私的めもらんだむ】
 

ロータップ納品の際、今日は監督から単価の一件を切り出してきた。500円の上げでどうか?という。私は1000~2000円の枠で考えていたので、これにはショックだった。現時点での材料費は平均およそ700円の値上がり、それに来月はまた再値上げが予告されている。それを見越しての1000~2000円枠だったのが、500円では僅かな利益ですら食われてしまう。とりあえず私は700円を提示、監督は「顧客に値上げを強要できないのと同じで、材料費の値上げ幅をそのまま製品単価に反映することはできない」と云い、私は「それは承知しているが、すでに値上がりした材料で仕事をせざるを得ないこっちの事情も分かってほしい。地代も払えない状況下で追い出される寸前なのに利益が出なければ店じまいするしかない」と云う・・・「それはそっちの事情だろう。我々の責任範囲外のことだ。社長は300円ぐらいの値上げ幅しかみていない」・・・ガーン!!!である。このバカ社長!下請けを殺すつもりか!と口に出そうになったが、何とか言葉を呑み込んだ。数年前のあの時、社長は云ったはすだ「何とか仕事を続けてもらえないだろうか?この仕事はオタクでしか出来ない。単価を上げてもいいから頼みます」と、あれ以来私は一度も単価の値上げは口にしていない・・・それが今たった300円の値上げで済まそうとしているのだ。ヤッテラレルカ!

「明日から会社を辞めます、では困るんだ」と監督、「前の車両元請けみたいなことはしない、出来ない。あの時はこっちもバッサリ切られましたからね。それが全てのトラブルの元にもなっている。ただ、そうした経過を辿ってきたこっちの事情が色濃く影響していることだけは分かってほしい」と私、「こちらとしては仕事をキチンやってほしいだけだ。現時点での値上げ幅は材料費の範囲内で考えてほしい」と監督・・・「それは分かる。しかし数年来の作業を通じて、仕事に見合ったおよその単価を割り出しながらの単価提示だ。700円は譲れない」・・・社長は300、監督は500、私は700というわけだ。それぞれたった200円ぐらいの差額だが、それが継続して加算されればけっこう大きくなる。この瞬間の決定事項が数年間に及んで固定されるのだから、いわばお互い踏ん張り時の正念場なのだ。といいつつ自分でもバカらしくなった。

で、今仕事を放棄してコレを書いている。全く次の仕事をする気が起きない。かといって今日はこれから頼んでいた材料も入荷してくるし、結局は重い腰を上げることになるんだけれども・・・萎えた心が再び勃起するには時間が必要だ。近頃の現代アートはプロセス重視の傾向にあるのだそうだ。これは現代社会にも大きな問題を投げかけてくる。全てはカネだ、結果だと、経済効率の極限で押し潰されるその人間存在を復活しようとするならば・・・当然の帰結であろうと・・・一人閑散とした工場で孤独な作業を継続してきた私にも分かるし、当てはまる。拝金主義社会にあっては無駄でしかない心の領域を、現代アーチストは直感的にその危機を感じ取っているのだ。私はアナタを思っている。アナタは私を思ってくれますか? 自分が思うほどに相手には思われず、自分が忘れた相手から突然電話がかかってきたりする。元気?・・・誰?・・・アタシよ、もう忘れたの?・・・そんなこともあった、過去形が哀しい。思いにカネは要らない。価値形態ですら無意味な心の領域を広げて、埋没し包み込まれながらいれば・・・それはそれで幸福だと云えるんじゃないか? 無限の心の世界、その中で、一瞬でも幸せだと感じられるならば、それを取り逃がさずに心にシッカリ固定する。繰り返し繰り返されるプロセスの渦中にこそ私の全存在が有ると・・・今日も閑散とした工場の中で孤軍奮闘する自分がいて・・・父よ母よ、そして友よ・・・と心の内に呟き続けている。午前11時。


まただ・・・いつまで待っても頼んだ材料が来ない。配達の若衆、パチンコが大好きらしいから、パチンコに夢中になって忘れているんだろう。つい数日前にも、再度の催促をしてようやく届いたばかり。パチンコがそんなに好きなら、配達を終えてからやるとか、考えられないのだろうか?もう云うべき言葉がない。監督も同じことを云ってた。怒りすら萎えてくる、問題外だ。仕事をしたくても、仕事が無くて困っている連中が世に溢れているというのに・・・1兆円用意するのは造作ない、などとのたまわるIT成り上がり共々、テメエらみんな自分の尻の穴に頭突っ込んで消えてしまえ!!!15時・・・今日はもう仕事は止めた、つーか出来ない。


16時、工場に行ったら注文の材料がポツンと置いてあった。ひとこえ、声をかけてくれと云ってあるのに、いつも逃げるように立ち去る。今からじゃ仕事にならねえんだよ、アホ。PG80「リッチマルーン」3.6k、11200円・・・前は10500円、やはり700円の値上げだ。それに消費税560円が加わる。特にこのリッチマルーンは高価で、監督に前から別の色系の材料にしてほしいと頼んでいるのだが「この材料でなくては駄目だ」と云われている。これでは利益が出るはずがない。2万に満たないベース(標準12000円)にほぼ同額の材料を用い、ちょっとでも傷があると全面吹き直しを命じられる。それでも仕事があれば嬉しいし、心も充実するというもの・・・凸凹だらけの鋳物にパテを付け、磨いて磨いて、塗料を吹き付けて、表面を鏡のようにピカピカに仕上げていく。そんな自分の労苦に報いるのが一杯の安ワインだったりする。この達成感に酔いしれる僅かな楽しみのために仕事をしているようなものだ。それもそろそろ出来なくなりそうだ。地主は今から「正月前には二ヵ月分の地代を払ってほしい」と云うし、固定資産税とかの督促状来てるし、材料代の支払いを考えたらヤッテラレナイことになる。そんな時に脳裏に浮かぶのがとっくに死んでしまった父のことだ。

051004tyoro5 父ちゃん、この俺のブザマを見てるかい?いつ潰れてもおかしくないまでに傾いた今でも、俺は父ちゃんの会社にまだ居るよ。会社丸焼けになってもまた再建した父ちゃんだもの、その会社だもの・・・たった一人になっても俺だけは逃げられないんだ。父ちゃんは何十人という職人を束ねてきたけど、俺はいま15匹の猫を束ねている。と人間じゃ大違いだね。「出勤のたびにオマエの家の前を通るんだが、なんか窓からいっぱいが顔出してるな」と同期生のKに云われた。嫌いの隣の奥さんに睨まれながら、同業者には「あいつ何考えてんだ?」って嘲笑されながらも、やっぱり子猫チョロ松は可愛いんだよ。今も膝元でチョロ松が寝入っている。隣の奥さんが俺の家を猫屋敷だって、みんながそう噂してるって、わざわざ教えてくれたよ。嫌いの奥さんてば、そんなこと教えてくれなくても想像つくべさ。
明日はベースをオービタル・サンダーで磨く。その後にはもう一台ベースが入ることになってる。凸凹の鋳物がどんなに綺麗に仕上がるか、神様に献上するような気持ちで取り組みたい。そんな心さえ保っていれば、俺は職人として誇りをもっていられる。そう思うし、それしかない。父ちゃん、俺、間違っているか?

人ごみに、吼えて荒野に立つ想い、野ざらしの野性のままで

23時
今日はダラダラ日常を書き綴り、まとまりのない文章になってしまった。反省。出勤のたびに我が家の前を通る同期生のことを書いたが、その同期生Kからさっき電話があった。私のHPをやっと覗くことが出来たという。「なんか鳥の写真あったな」というから私のHPに間違いない。仕事中だったので短い間しか覗けなかったと、以後、延々と電話での長話になった。確か先々週にも電話があって、その時も長話になったっけ・・・話べたな奴が珍しいな。私の中学の頃、はにかみ屋だったと・・・そんなこたぁ、覚えてないべ。そういえば監督もインターネットやってるはず、ここにバカ社長なんて書いたけどバレたかな?弟も私のHPは知ってるはずだ。高校生の息子もパソコンやってるらしいから、すでにここ覗いているかも知れない。大きくなっただろうなぁ、いま会っても分かんないな、多分。オジさん頑張ってますよ~なんちゃって。ガラじゃないよな。

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2008年4月 6日 (日)

午前10時、猫に餌をやらなければ

05/10/15 (土)

【私的めもらんだむ】
 
○郵政民営化は近い将来破綻する運命にある。荒井幹事長ら反対派の政治生命が続けば、郵政民営化の大化けで反対派が返り咲くことも可能だ。

ドイツもイギリスも民営化の失敗を認め、元に戻そうとしている。アメリカも見直しに入った。
ブレアが云うとおり、日本は国際世論にも逆行した政策をとっている。

---午前10時、に餌をやらなければ

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2008年4月 4日 (金)

わが最愛なるチョロ松へ

05/10/11 (火)

【私的めもらんだむ】
 
ニュースでは景気が上向き傾向にあり、何ポイント上がったとか伝えられているが・・・わが建築業界(元と云うべきか)は相変わらず不況のどん底にある。同業者に電話しても「仕事はまったく無い」という返事ばかり、「必死になって探せば何かあるだろう?仕事選んでちゃ駄目なんだよ。どんな仕事でも頼みこんで探すんだよ」・・・って金属元請けの監督が云うじゃない。あんたねぇ建築業界の現状を知らないんだよ。あんたんとこだって大リストラ敢行して会社保てた前科があるだろう。それで、今度は忙しくなって人手が足りないってこぼしてたじゃないか。それでもリストラした分、利益が上がって嬉しそうに笑ったりして・・・そっちが儲かったって下請けは関係ない、という悲惨な構図、分かる?こっちは単価が安過ぎて利益に結びつかないんだ。笑えないんだよ。俺が笑っているときは多分に自虐自暴自棄的だってこと、念頭に置いてほしいんだ。

こんなやり切れない状態でここまで来ちゃったけど、気が付けば借金まみれ・・・知人身内の利払い支払期限無しの借金だから助かっているに過ぎない。アリガタイと感謝もしている。で、何とか盛り返して返済したい、とも思っている。そう、思ってるだけじゃ駄目なんだよね。

まだ諦めちゃいないよ。いつの日か必ず、真っ当な仕事にはそれ相当の報酬が保証されるときが来ることを信じて、今の仕事を続けて行きたい。たった一人の生活戦争、雨漏りのする天井を見上げれば、そこに両親の面影が・・・俺は一人になっても見捨てないよ。オンボロ会社の雨漏りはそんな俺に涙する両親の悲哀か・・・馬鹿だよね、俺って・・・友人Fが云った「おまえはとしゃべってろ」って、そうしてる。今も傍で三匹のメス猫が寝入ってる。それと子猫チョロ松が小さく丸くなって・・・ああ可愛いなぁ。

一人暮らしの相棒Nが「巨人負けてばかりで面白くない」って、「近いうちにここを出なくちゃならない」って、毎日豆腐とコロッケだけ食べて生きている。障害もちの彼は「誰も来なくて淋しい」と嘆く。見捨てられた存在としては俺も同類だ。だからその気持ちよく分かるぜ。

覚えているか?タンクの中で真っ黒になって仕事したときのことを・・・「誰も俺たちがこんな狭いところで働いているなんて、知らないだろうなぁ」って云ったときのことを・・・でもな、誰かがこういう仕事をしなきゃならねえんだ。それを俺たちがこうしてやってる、その誇りだけは持て・・・って、おまえは理解できずにただ笑っていたが・・・そう、おまえはいつも微笑んでいたっけ。おまえは周囲の人を和やかにしてくれた。中には多分に優越感でもって笑っていた奴もいたはずだ。いつ死んでもおかしくはない障害を抱えながら、一所懸命働いてきた・・・そのことを少なくとも俺は知ってる。俺はおまえに死んでほしくないんだ。なのに、今は腰を曲げてやっと歩いているおまえを見て・・・切なくなってくるんだ。その若さで杖を付かなくては歩けないまでに弱らせてしまったのは、俺じゃないか?って・・・ああ相棒よ、そうなんだ。俺は悪だ。自分の臆病を隠して強がっているチンピラだ。ろくでなしのピエロだ。見捨てられていい人間は俺のほうなんだ。なのにおまえの家族は・・・もうやめよう。

なあ相棒、この世に確かなものがあるとしたら思い出しかないんじゃないかって、思い出したくもない嫌な記憶は削除して、懐かしく振り返ることの出来る思い出だけに浸りたいぜ。今夜も電話する。
---午前10時現在のセンチメンタルな俺の心

○わが最愛なるチョロ松

Tyoro051011image  きみは今ウンチのする場所を探しているらしいね。昨日は私のすぐ傍でウンチをしてくれたけど、止めてほしいんだ。きみの香ばしいウンチの臭いが漂って、私は困るんだよ。まだ小さな細い長いウンチしか出ないからいいようなものの、大人になるにつれてウンチも大きく育つんだね。きみは幼いから分からないと思うけど、私は毎日きみの叔父さんや叔母さんのウンチを片付けているんだよ。はっきり云って、もうたくさんだ、と叫びたい気持ちだ。
それにきみは私をパパだと思ってるらしいけど、私はきみのパパでも何でもないからね。ですらないんだ。きみの本当の両親が誰なのかも知らない。いわば私生児だ。それでもきみはスクスク育っているようだし、パパは嬉しい・・・おっと、パパじゃなくって、おじさんは嬉しい。
願わくば一日も早くとしての自覚をしてくれるよう、ただただ願うばかりだ。大きくなったらとしてどうあるべきか、も考えてほしい。今は幼いきみの成長をひたすら願い、かつ見守るばかりだ。

追伸、あと私の服にオシッコをするのも止めてほしい。妹が私をオシッコ臭い、と云っている。きみを疑いたくはないが、そういうことだ。
---午後1時、自宅のパソコンを前にして、きみの育てのパパより、チョロ松

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2008年4月 3日 (木)

今年産まれたばかりの子猫が

05/10/07 (金)

【私的めもらんだむ】
 
数日前、コンビニで元請けの社長を見かけた。車両関係で、私の会社を切った社長だ。向こうは気付かなかったようだが、それだけ私を忘れていることになろうか。しかし、私はしっかりと覚えている。何の事前の報告もなしに、いきなり切り離されたときのことを・・・それが私に留まらず、他の会社にも同じ仕打ちをしてきた社長だったことを、後で知った。

商工会の副会長として、自分の会社に3000万円を融資したこと・・・繁華街に出るときは地元暴力団のボディガードが付くこと・・・警察とも懇意でパトカーや護送車の仕事も請け負っていること・・・その仕事を私の会社がやっていたのだ。パトカーと並んで暴力団幹部の外車が置いてある工場内で、当時の私は面白がっていたが・・・今に思えば、それこそ地元勢力の構図を暗示したものだったと・・・

暴力団と警察の腐れ縁は、ここ私の住む地元でも健在だったのだ。なぜ彼は暴力団のボディガードで守られているのか?そして、それとは敵対するはずの警察の仕事を、なぜやっていられるのか?そこで思い出すのは、浅草の私の叔父だ。今は故人となってしまったが、彼の背中には絵が彫ってあった。刺青である。何度か警察の厄介になり、足を洗ってからは警察から靴の仕事を請け負っていた。更正の意味もあったろうが、そんな叔父が元請けの社長とダブるのだ。奴が暴力団に守られているのは、別の組から命を狙われているからだ、と・・・具体的にいえば住吉連合・・・の幹部が奴の裏の顔だ。そして、敵対する組のアタマを取った過去・・・ヤクザ映画でもなりそうな筋書きが見えてくる。物騒な話である。ほぼ間違いはあるまいが一応憶測としておこう。

051004tyoro9 今年産まれたばかりの子猫が、よちよち歩き回っている。可愛い・・・それを孫を見るような表情で眺めて喜んでいる自分・・・生き物はみんな可愛いと、思えるまでになったらどんなに幸せだろう。
 

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2008年4月 2日 (水)

日々貧乏かつ閉塞性が加速する

新じねん追記
2005年10月14日


 やっと元請けの社長がベースを引き取りに来た。そのまま帰ろうとするので呼び止めた。「次の仕事はいつ入るのか」そして「石油価格の暴騰で、材料費が軒並み値上がりしている。しいては現在の単価も上げざるを得ない。」と正直なところを打ち明ける。「どれだけ単価を引き上げてほしいのか」と訊いてきたので「材料費はおよそ20~30%値上がりしている。細かい部品は別としても、本体だけは材料費の値上げ幅に応じた単価にしてもらいたい」と要望、後で具体的な数字を提示するむねを伝えた。

 たったこれだけ云うのに、ずっと以前から悩んできた。監督にはそれとなく打診していたのだが、社長の多少面食らった様子から監督からはあまり伝達されていないことが分かる。苦しいのはお互い様、単価変更の交渉は互いの妥協案を前提に進めなければならぬと・・・そのことで悩んでいたのだ。

 地元大手の仕事を一手にやってきた父の存在を改めて振り返る。あれだけの仕事をしながら、父の死後は借金だけが残った。そのために会社を継いだ母は嘆き、嘆き続けて・・・そして癌で死んだ。さぞ悔しかっただろうと、思う。息子の私に甲斐性がないばかりに苦労させてしまったと・・・それにも増して母を嘆かせたのは、父が死ぬと手の平を返すように去って行った同業知人の保身だった。某社長にカネを貸してくれと泣き付かれ、母は銀行から借金して工面したものだった。その社長の会社はいま繁盛していて、去年あたり訪ねて行ったことがある。本当は資金を借りたかったのだが「どんな仕事でもやりますから・・・」云々の頼みごとになった。しかし、笑って断られた。「何とかカネを貸してほしい。それがないと会社が人手に渡ってしまう」必死にすがったあの時の社長と、いま笑っている顔がダブって見えた。私はそんな自分の動揺を抑えようと笑って、そして「この不景気にはまいりますね」と世間話に替えて・・・笑って、そして去った。俺はバカだ、土下座してまで必死に仕事を頼み込まなければならないのに、必死に自分の動揺を取り繕うとするなんて・・・必死の意味がまるで違うのだ。

 貧乏生活がこう長いと、だんだん絶望感に閉塞性が加速していく。友人に「としゃべってろ」と冗談を云われてヘラヘラ笑っている自分・・・自虐的な笑いしか浮かばない今、ときに晴ればれと爽快に笑ってみたいものだ。今日は取り留めの無い話になった。明日には元気を・・・出そう。

               Mrall2

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2008年4月 1日 (火)

チョロ松見参

貧乏克服日記
05/10/04 (火)

チョロ松見参

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管理人注:「貧乏克服日記」はこの日で記事が終わっています。

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