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2008年4月 7日 (月)

人生何が起こるか分からない

05/10/18 (火)

【私的めもらんだむ】
 
 今朝「家内が死んだ」と母方の従兄から電話があった。動揺と落胆の入り混じった従兄の声を聞きながら、言葉を失う。ああ、何てことだ・・・私が親戚の中でも唯一尊敬している従兄のこと、いつも笑顔を絶やさない、優しい従兄がいま絶望に打ちひしがれている。何となく具合が悪い奥さんが検査を受け、そのときに末期癌だと告げられたらしい。それから間もない唐突の死だったと・・・この従兄には随分世話になった。いつもは暇を持て余しているのに、こんなときに限って仕事が入る。・・・急遽妹に連絡、明日の葬式に出てもらうことにした。

 人生何が起こるか分からない。永遠に続くかのような日常に埋没しながら、唐突なアクシデントに呆気にとられ、人は途方にくれる・・・今の従兄がそうなのだろう。私もそうだった。26歳のときの突然の父の死・・・東北一円から訪れる弔問客への対応に心を奪われ、一滴の涙も出なかったのが・・・葬儀を終えた日の夕暮れに一人号泣していた。あのときも雨が降っていた。心に染みる冷たい雨が・・・今も降り注いでいる午前9時の虚ろな心。

 元気を出さなくっちゃ・・・工場での孤独な仕事が待っている。

午前10時、まだ仕事が手に付かない。というか、やる気力が無い。ここは怒りをバネにしてでも仕事にかからねば・・・んで、その燃料補給・・・ 

靖国参拝、首相「私的」と強調 郵政成立「一つの節目」
2005年10月18日01時14分

 首相は17日夕、靖国神社本殿への昇殿を見送り、拝殿でさい銭を投じる形式を取ったことについて「今までは総理大臣として特別に昇殿を許されていた。普通の一般の国民と同じように、ということがいいのかなと思った」と説明した。首相官邸で記者団の質問に答えた。「総理大臣の職務として参拝したんじゃない」と述べ、私的参拝であることを強調した。

 この時期を選んだ理由については、秋季例大祭であることを挙げたうえで、「結果的に(郵政)民営化法案が成立した、一つの節目かもしれませんね」とも語った。

 参拝理由について「今日の平和は生きている人だけで成り立っているものではない。心ならずも戦場に赴いて命を失った方々の尊い犠牲の上に成り立っている。戦没者に感謝の気持ちを伝えることは意義あることだ」と説明した。

 中韓両国の反発については「長い目で見れば中国も理解していただける。よく説明していきたい」としながら、「心の問題に他人が干渉すべきじゃない。ましてや外国政府が、戦没者に哀悼の誠をささげるのを『いけない』とか言う問題じゃない」とも述べた。

 来年9月の自民党総裁任期切れまでに6度目の参拝をする可能性については「適切に判断する」と答えるにとどめた。6月の日韓首脳会談で首相が検討するとした新たな国立追悼施設の建設については、「色々国民の意見を考えながら検討していきたい」とした。

 追悼施設建設について細田官房長官は17日午後の記者会見で「年末が予算期なので、そのときまでに決断をする。はっきり申し上げる段階ではない」と語った。首相の参拝を「最小の形式」と表現し、「靖国参拝問題のみで近隣諸国との関係全体が後退することは望ましくない」と述べた。

 武部勤自民党幹事長は同日の記者会見で、首相の参拝を「信教の自由に基づいて私的な参拝をしている」と説明した。

Muhoumatu051018image ○コイズミは「私的な参拝」だ、とマスコミ(朝日)は書くが、実際には「私的でも公式でもない」ところの参拝だとコイズミは言葉を濁してる。細田は「最小の参拝」だと云い、武部も公明党受け売りの「信教の自由での私的参拝」と私的を強調する中、「私的でないなら公式だろう」と突っ込まれると「公式な参拝が何が悪い」とわけの分からぬ居直りを決めるコイズミの論理破綻。もうグチャグチャなところで屁理屈が絡まって・・・私のような単細胞は逃げ出したくなるのだ。
 
 コイズミの「哀悼の意」が虚しいというか、嘘っぽいというか、笑わしてくれるというか・・・心にも無いことを平気で云えるコイズミの人格破綻を垣間見せてくれている。かくしてコイズミ劇場は、いかんなくナルシスト独裁者であるところのコイズミを露呈しまっくっているのだ。こんな猿芝居に騙される支持者もいるんだよな。映画「無法松の一生」の冒頭で、無法松が客席でサンマを焼くシーンがあった。芝居小屋はサンマを焼く煙で充満し、芝居は滅茶苦茶になって喧嘩が始まるんだが、コイズミの芝居小屋にもそんな煙で充満させてやりたい。煙で燻され客席に逃げ出す役者コイズミに「よっ、大統領!」なんて掛け声をかけてやるんだ。

 少し元気出た午前11時、さあ、おんぼろ工場に出陣だ。

 13時半、足でパテを踏んづけた。硬化剤の入っていない準備中のパテ、不注意で踏んでしまったのだ。2万弱の仕事に1万5000円の材料を準備、あげくは踏んづけて無駄にするという茶番・・・笑っておくれではないか。もっとも、残った分は次の仕事に使えるが、無性に自分が腹立たしくなった。知らず知らずのうちにジワジワ上がっていた材料単価を、自分の失態でより実感する羽目になった。
 今もニューヨーク外国為替市場が荒れている。熱帯暴風雨wilmaの影響でまたもや原油が高騰しているんだとか・・・2~3割の材料値上がりに元請けに価格更新を打診している最中、ここにきて更に値上げ幅の見直しを余儀なくされた。今月中には上げ幅を確定したいと思っていたが、原油市場の動向を見守っての後のことになりそうだ。

 同業社長の話を思い出した。元請けから依頼された仕事に30~40万の材料を現場に運び、仕事にかかろうとしたら元請け社長がすでに手をつけていた。つまり素人が施行して仕事そのものをご破算にした、というわけだ。なんでそんなバカなことをしたかというと、仲介者たる元請け社長自身がカネに窮してやってしまったらしい。その元請け社長の息子はサラ金に手を出し、返済不能に陥って妻に逃げられ、絶望のあげく自殺未遂を引き起こしていた。そんな背景が元請け社長にあったと・・・・同業の下請け社長は嘆くのだ。これでは仕事を失ったばかりか、材料費の工面も出来ない。どうすればいいのか? この前、その同業社長の自宅に電話したら今度は「家内が癌で入院した」と言う。そして仕事は・・・まったく無い。「なぁ、俺どうすればいいんだ?」言葉に窮していると「アンタんとこ、よく会社持ってるなぁ。俺、不思議でならねえんだ」と云う。そんなことを思い出している現在14時半、どれ、気を取り直して作業を再開するか・・・

 16時現在、一応今日の仕事は終えて、ウィスキーの水割りを飲み始めた。これで足の痛みを麻痺させるつもりだが、それより先に頭が麻痺するのは確実だ。材料屋に電話した。材料の値上げは今後更に上がるようなことはないのか?その返事は「11月にはまた上がる予定」とのこと・・・げっ・・・上げ幅はどのくらいか?「分からない、でも上がることは確かだ」そうである。おっと、ブサイクが逃げ出して来た。こいつ何処から突破口を見つけるんだ?現場をつぶさにチェックしたら、ほんの僅かな隙間に猫の毛を見つけた。そこを塞いで来た。それだけで足の痛みがぶり返した。さらにウィスキーをあおって痛みを誤魔化す。泥酔の予感・・・さながら、ここはその実況中継だ。酔っ払いの醜態を、字ずらの乱れに感じてくれれば幸いだ。酔っ払ったついでにジョークを一つ・・・
宴会ですっかり酩酊した男が細君に電話した。
「もしもし」と云うと「モシモシ」と聞こえてきた。
男はさらに「もしもし」を繰り返した。
もしもし、モシモシ、もしもし、モシモシ・・・
男は切れた「ちくしょう!どうしてこの電話はコダマするんだ!?」

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